みどりの食料システム戦略が正式決定。

食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を新たな技術開発で実現させるための政策方針「みどりの食料システム戦略」が正式決定された。2050年までの数値目標と工程表のほか、2030年度までの工程表も盛り込まれた。

みどりの食料システム戦略では、温暖化対策を含む農業の環境負荷低減と生産基盤の強化を目指す。具体的な数値目標として、2050年までに
・農林水産業の二酸化炭素排出量の実質ゼロ
・有機農業を全農地の25%に相当する100万haに拡大
・化学農薬の使用量半減
・化学肥料の使用量3割減
・化石燃料を使わない園芸施設への完全移行
を掲げる。また、2040年までに農機の電化技術の確立などの目標も盛り込む。
工程表は技術ごとに示され、2022年度には病害虫の画像診断、2024年度には除草ロボット、2026年度以降には耐病害虫性を高めた品種の実用化をする。
今後は、2022年度以降に政府予算に反映させ、工程表、補助金の要件化を通じて国民理解の促進を図る。
参考リンク:農林水産省