今季発生した鳥インフルエンザウイルスは感染から死亡までの期間が長い

昨年11月に香川県の養鶏場で発生した鳥インフルエンザは、鶏への摂取試験において鶏が100%死亡したことから、高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)であることが判明。

死んだ鶏から分離されたウイルスはH5N8亜型。摂取試験では、感染させてから全羽が死亡するまでに6日かかった。2004年山口県発生のH5N1亜型は2日、2018年香川県発生のH5N6亜型では3日だったことから、ウイルスに感染してから死亡するまでの期間が長くなっていることが確認された。また、感染しても羽を広げながら首をもたげて動かない「沈うつ」以外の症状が見られないため、農家による判断が難しい。早期発見には農場での鶏の死亡数の増加に十分な注意を払うことが必要。
今後、感染してからどの程度の量のウイルスが排泄されるかを精査する。

参考リンク:農研機構