白未熟粒、36都道府県で発生。虫害も多発していることが2019年温暖化影響調査で判明。

出穂期以降の高温による影響から、白未熟粒、粒の充実不足、胴割が発生。カメムシ、スクミリンゴガイによる虫害も増加。地球温暖化による農作物への影響が大きくなっている。

2019年の日本の年平均気温偏差は+0.92度で、1898年の統計開始以降最も高い値となった。出穂期の7月以降の高温が影響し、白未熟粒の発生都道府県は36と過去最多を記録。粒の充実不足は同11、生育不良は同7、胴割粒の発生は同7でともに過去5年で最多を記録。
虫害の多発も13、水稲うるち玄米の1等比率は73.0で、記録的な高温となり白未熟粒の発生が多発した2010年の62.0に次ぐ低さとなった。
今後の温暖化への対応・対策として高温耐性品種の作付けが増加。新潟県の「こしいぶき」は2019年の作付面積が20,800ha。島根県・岡山県・鳥取県などの「きぬむすめ」は同20,446ha。千葉県の「ふさこがね」は11,624ha他29府県で作付けがあり、作付け割合は5年前の6.2%から9.9%まで増えた。

参考リンク:地球温暖化対策(農林水産省)