2020年度農林水産関連予算案、高収益作物や輸出米に重点化。水田活用交付金の配分見直し。

政府は2020年度の農林水産関連予算案を提出した。予算は、農林水産物の輸出力強化と高付加価値化に重点を置き、前年度比1億円増の2兆3,109億円。
このうち、転作助成金に当たる水田活用の直接支払交付金は前年度比165億円減の3050億円。今年度は配分を見直し、飼料用米など全国共通の戦略作物へ配分を150億円削減、地域で決める加算処置や多収品種への配分を73億円削減し、かわりに野菜や果樹など高収益作物や輸出米への配分を58億円増額し重点を置いた。これは、飼料用米などの作付けが減ったための配分変更だが、米の需要減に見合うだけの転作拡大は、野菜や果樹の栽培だけでは難しく、飼料用米や麦、大豆といった戦略作物への転換を推進することができるかは今後の課題。